第1回 オープンウォーター

私のダイビングへの始まりは間接的でしたが1988年ごろでした、そのころ私は社会人一年生で毎日のように深夜におよぶ残業の日々を過ごしていました、そんなある日のことでした、その日も深夜残業をしていた時のことでした、深夜の休憩にたまたま自販機の前で出くわした仕事仲間と話をしていた時のことです、その人がつぶやくようにダイビングの良さを聞かせてくれたのです、言葉少なではありましたがしみじみと「本当に海の中はいいよ〜」と言っていた言葉が残業で疲れた私を癒してくれたことを覚えています。その後14年の歳月をへて私はダイビングをはじめることになるのですが今思えばそのときの一言が私をダイビングに近づける大きな要因になったのではないかと今になっておもいます。その後4年後にも私はきっかけとなる出来事に遭遇します、それは友人がちょうど就職先を退職してプーしていた時のことです、気分転換にといつもと違ったところに旅(このころは釣りが趣味でしたので釣り目的の旅でした)に出たのです、そのとき行った場所は海水浴では海がきれいとその時定評があった日本海の若狭でした、正確には丹後半島というもう少し西にいったことろでしたが、海水浴といえば内海しか知らない私にとって透明度が悪いことがあたり前であったため丹後半島の海はそれはそれは衝撃的なものでした、透き通る水、白い砂地、岩影、それはすべてが新鮮なものでした、すっかりきれいな日本海の海には見せられた私は早々にフィン、マスク、スノーケル、グローブ、を買い込んでしまい(今でいう軽機材ですな)その年は日本海でのスノーケルにのめりこみました、このときにダイビングショップにも足を運んではみたのですがそのころは今のようにメジャーではなく私にはまだまだ足を踏み込みずらい高値の花と映りダイビングを始めるには至りませんでした、その後は海釣りから渓流釣りへの転身、釣り友の結婚、自分の転勤といろいろな環境の変化がありあっという間に10年ほどが過ぎてしまいます、が、ちょうど転勤が終わってまた地元に戻ってきたときのことです、慣れ親しみ過ぎた地元にまた戻りこれまら何をしようか少し迷っていたときのことです「そういえばダイビングウォッチが好きで14年間もいろいろと愛用しているのになぜ俺はダイビングをしたことがないんだ?」とどうでもいいことが頭をよぎり。。いや、実はいろいろつまみ食い的に趣味を変えてきた私もここにきて変わった刺激を趣味に求めていたのかもしれません。。そんなことで近所のダイビングショップを尋ねることになりダイビングにはまっていきました。これが私がダイビングを始めるまでのなが〜い道のりだったのだす。



















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